こんにちは。
今日のスタッフブログ担当するDr.Eです。
皆さんも歯磨き粉のCM等で一度はお聞きになったこともあるかもしれませんね。
フッ素の主な働きは
① 歯の表面にあるエナメル質という硬い部分に取り込まれることで、より耐酸性が高くなり(溶かされにくくし)虫歯になりにくくする
② エナメルの表面でわずかに溶かされた部分にも作用することで、再石灰化され修復される。(進行した虫歯は治療が必要)
③ 口の中の細菌の働きを阻害し、抗菌作用を発揮
特にお子さんの場合では、生えたばかりの歯はまだもろく虫歯になりやすい上に、すでに生えきっている歯と比べて高さが低いと歯磨きも十分にしにくくなります。
そういった場合にフッ素が有効になります。
日常では、フッ素の入った歯磨き粉を使うのがお手軽だと思います。あまり何回も口をゆすいでしまうとフッ素が浸透せず流れてしまうので、少ない水で1回程度でゆすぐのがいいそうです。
クリニックの場合では、しっかり歯のクリーニングをした後、枠の中に泡状のフッ素を流し込んで歯にはめ込むタイプと、ペースト状のフッ素を歯に塗り込むタイプがあります。
虫歯になったら大抵の場合治療は出来ますが、やっぱり虫歯にならないのが1番いいので、みなさんもぜひお試しください(^^)
西川口歯科クリニックスタッフより