こんにちは。
今日のスタッフブログを担当するDr.Oです。
今はまだ「コロナ!」のお話が出てしまいますね。海外旅行もままなりません。
海外へ出かける予定だった方もいらしたと思います。もう少し頑張りましょう。
さて、海外旅行では必要になるのがドルですね。
ここで質問、1ドル紙幣の肖像画は誰でしょうか。お手元に1ドル紙幣がありましたら、ご用意下さい。
・・・・・・・(答)
初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントンです。
1732年生~1799年没(日本では田沼時代・寛政の改革の頃)。アメリカ独立戦争時の軍人、農園主、政治家、フリーメイソンの会員でもありました。
ワシントンには歯の悩みがあり、大統領に就任する50才代後半には歯は残り1本となっていました。当然入れ歯です。入れ歯は何個も作り替えています。下の写真は、ワシントンが大統領の頃の入れ歯です。
上顎の床は金の薄板を顎に合うように叩いて調整し、歯は象やカバの牙を削ってつくり、さらに外れたりしないように、スプリングを使って、上下の入れ歯を口の中で押さえつけました。こうなると、国民の前での演説は嫌ですよね。実際、彼は人前での話は好まなかったそうです(この入れ歯は盗難に遭いました)。
また、1ドル紙幣の彼の肖像画の頬は膨らんでませんか?原画を描く時に頬の膨らみをつけるために、口の中に綿を挟んだとも、顎が腫れていたためとも言われています。苦労したんですね。
西川口歯科クリニックスタッフより