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院長コラム

「ホワイトニング」とは真逆の「お歯黒」…白と黒のお話を少し  19.07.01

こんにちは。
今日のスタッフブログを担当する Dr.O です。

お歯黒

ホワイトニングは今では女性に限らず男性もするようになりましたね。歯を白くしたい、歯は白いもの、という美意識が働いていると思います。でも、平安時代から江戸時代にかけては、お化粧の色彩感は、お顔の白、唇の赤、髪と歯の黒がポイントだったのです。
12~3歳過ぎると、歯を黒くするのが当たり前でした。
女性に限らず男性の公卿達までも柔和な顔?にするために歯を黒くしたのです。
そこには日本人の美意識があり、長い間続くことになりました。
でも、外国人に評判の悪い「お歯黒」は、明治3年に明治天皇皇后ご自身のお歯黒中止宣言と、お歯黒禁止令が出ました。
しかし、街中にお歯黒が見られなくなるのには大正時代までかかっています。
美の意識の切り替えにはなかなか時間がかかったようです。

お歯黒

お正月料理の定番に黒豆がありますね。豆を煮る時に、古釘などの鉄を入れることで、豆のタンニンと反応して黒さとツヤが増し、防腐効果もあります。
お歯黒の液「かね水」は焼いた鉄くず・麹・茶・飴・その他で調合しました。
この「かね水」とタンニン成分の「ふし粉」を交互に歯の表面に塗ると、黒く染まりました。当時の女性たちは隣近所や知り合いどうしで自分が調合した「かね水」を持ち寄って、少しずつ分け合っていたそうです。
おかみさん同士の井戸端会議ならぬお歯黒会議が想像されます。
最後に、「お歯黒」のメリットは虫歯になりにくいことです。
また、婚礼式とお歯黒始めはセットになっていたので、年ごろの娘の歯がまだ白いままだと、一目で未婚とわかるので, お嫁の声がかかりやすかったそうです。

 

西川口歯科クリニック スタッフより

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